阪神・淡路大震災でも倒壊(半倒壊)しなかった「ヘーベルメゾン」。
一棟ごとに構造計算を行い、大地震時の安全性を確認しています。
阪神・淡路大震災で実証された耐震性の高いヘーベルハウスの基本構造に加え、
最新の「ヘーベルメゾン」では、高さ60m以上の超高層ビルで一般的になった「制震構造」を工業化住宅で初めて標準化しています。
地震に耐える強さだけでなく、建物自体の揺れや変形を減少させます。
また、台風や地震の際の横力に対して、外壁の破損を防ぐロッキング工法を採用しました。
外壁を構造躯体に完全に固定しないことで、一時的な動きでも外壁に力が伝わらず、
ひび割れ・脱落の防止を図っています。
実物大のヘーベルハウスを使った振動台実験を、1998年、2002年、2004年と繰り返し実施。
2002年と2004年にはそれぞれ阪神・淡路大震災と新潟中越地震の震度6強・震度7クラスの地震波で加振し、耐震性を検証しました。
その結果、いずれの実験においても比較的軽微な損傷で済み、高い耐震性を示しています。
基礎には、16㎜の主筋を二段配筋した強固な鉄筋コンクリート連続布基礎を採用。
建物への荷重を基礎全体で受け、力が均等に加わるので、家が傾く原因となる不同沈下を防止します。
また、1棟ごとに地盤調査を実施し、軟弱地盤には4種の杭工法・地盤改良で的確に対応。
長い年月を経ても、地震や台風にしっかりと耐え続けます。